2000/12/31(Sun)
今世紀も残り2時間になりました。それにしてもここ数年激動の技術進歩でしたね。ガキの頃には壁掛けテレビが今世紀中に出るとは思ってなかったんだけどなぁ... それ以外にもインターネットの普及と進歩や、宇宙ステーションの建造開始... 考えると急進的とも思える進歩でした。ホンの100年で技術は想像もつかないくらい進歩するもんです。100年前の人々はこんな時代はSFの世界だけだったんでしょうね。
一方僕は例年通り年越しギリギリまで書き物をしてました。 年明けも相変わらず元旦から書き物の予定です。21世紀も物書きに明け暮れそうな予感です(学生の頃には物書きするとは夢にも思ってなかったんですけどね)。まっ、執筆依頼があるうちが花です。
ということで皆様よい年をお迎えください (^^)/ ってほとんどの方は21世紀に読んでるんだろうな (^◇^ヾ (こんなところ見る方はそういないって ^^;)
2000/12/17(Sun)
デジカメの電池って思ったより早くなくなっちゃいますよね。う～ん、これは地球にやさしくないぞって事で(ただ単に不経済って理由であるが... ^^;)充電式の乾電池を物色してみたのですが... Ni-Cd(ニッカド)や、Ni-MH(ニッケル水素)は1.2Vなんですよね。アルカリ乾電池は1.5Vなのでその差0.3V。と言う事は、う～む使えないなぁ...。
執筆の合間に検索エンジンで探してみると1.5Vの充電式乾電池があるじゃないですか。それもアルカリ電池とほぼ同じ容量なのはGoodです。値段も手ごろだし (^^v メーカ直販してるので即注文しちゃいました。今度秋葉原に出ることがあったら店頭も探してみます。さっき注文したばかりなので実際のところどうなのかは分かりません。使用感は後日アップしますのでお楽しみにね。
製品に興味がある方はスパークのサイトを覗いてみてください。
2000/12/10(Sun)
金曜日に社内旅行兼忘年会がありまして、久々に明け方まで飲んでました。土曜日は家に帰ってから15hくらい爆睡... 今日は寝過ぎて少し頭が痛いです。(笑)
先週書いたBSデジタルなんですけど、実はものすごく気になってることがあるんです。(と言うか、こいつを書きたかったんだけど、徒然なるままに書いてたらすっかり忘れてしまってたんだな ^^;)
その気になるっていうのは「画(え)と音が同期取れていない」って点です。ぼんやり見ていると気にならないかもですが、画の方が(体感)0.02～0.05秒程度早いんですね。昔音屋さんをやっていたMURAにとってはこの差はなんとも不自然に感じてしまいます。チューナの癖なのか、放送仕様とチューナの仕様がアンマッチなのか... いまんところ分かりません。今度電気屋さんに行くことがあったら他のチューナと比べて確認します。もっとも女房は気にならないみたいなので普通の方は言われるまで気付かないかもですが...
2000/12/03(Sun)
BSデジタル本放送が始まりましたね。ハイテク貧乏街道まっしぐらのMURAとしてはこのメディアを見逃すわけありません (笑) 試験放送段階から見てたのですが、試験放送はただ「高画質放送」だけでしたけど、本放送が始まってがらっとイメージ変わりました。
画質は「とにかくキレイ」ですね。地上波に比べて走査線数がまるで違うから当然といえば当然なんですが.... それにしても違いすぎる。遠目に見ると大差無いのですが、すぐ近くで見るとその差歴然です。電気屋さんで見る機会があったらブラウン管に近づいて見て下さい。
従来のテレビ+BSデジタルチューナは現状であんまり意味無いかもです。BSデジタル対応の D3 or D4 端子付き大画面TV(32インチは欲しいですね) じゃないと走査線が増えてる画質の違いは実感出来ないです。小さい画面だと解像度低くても問題ありませんから....それだけならただ高解像度の新しい放送チャンネルが増えただけですが、目新しいのが「データ配信」と「双方向通信」ですね。従来の衛星放送と同様に「ラジオ」もあります。
データ配信は地上波でも文字放送として実現されてましたが、これがインテリジェント化された感じです。最新のポップスとかの音楽配信もされてます。ダウンロード時間は文字放送よりかなり早いです(といっても十分遅いんですけどね ^^;)。専用チャンネルとして存在しているのでこれからのコンテンツ充実が楽しみですね。24時間365日いつでも天気予報が見られるなど実用性も十分です。ゲーム配信なんかもやってたりしますが、こちらは現在あまりぱっとしません。チューナの処理性能を考えると無理があるな... ゲーム配信が楽しめるのは3世代くらい後のチューナでしょう。双方向はなかなか面白いです。視聴者参加型の番組もいろいろ実験が試みられてまして、今一番楽しんでるのがカジノ番組です。こいつは仮想通貨でギャンブルをします。この通貨はその局内共通で他の用途にも使えるようです。放送中に一番稼いだ人にはカジノ旅行プレゼントらしいです。もちろんベットは双方向通信なのですが、仮想通貨も双方向通信で局側に預けておくことができます。これでチューナが死んでも安心ですね。局内の番組を見ていると自動的に仮想通貨が増えていきます(つまり視聴ポイントですな)。なかなかアイディアですね。仮想通貨は景品と交換出来るようですが、いまはまだ交換サービス始まっていません。
さて、気になるコンテンツ(番組)ですが、これは新しいインフラをどう使おうかと試行錯誤段階ですね。画質を売りにしているコンテンツは確かにキレイですが(コンサート類は高音質も手伝って一見の価値あり)、これは飽きちゃいそうですね。コンテンツは番組制作側の試行錯誤中ですので、そういった意味で「面白い」です。つまらない番組はどうしようもなくつまらないし、面白い番組は思わずはまってしまいます。まさに玉石混淆って感じですね。気に入ってるのはCMタイミングの直後にニュースが入るところですね。地上波で15分ごとにCMが入りますよね。BSデジタルの某局ではCMと放送の間に1～2分で世界のトップニュースが入ります。これなかなか気に入ってます。
データ通信側では通販やらプレゼントやら占い、ゲーム、音楽配信、企業広告.... なんでもありって感じでどこのチャンネルで何やっているのか把握することすら困難です。ラジオに至っては番組表が無いので何がなんだかワケワカメですね。チューナの機能として1週間分の番組表(TV/DATA/ラジオ)を取り込んでますが、これは紙媒体に比べてあまりにも貧相です。検索が出来るのはいいのですが、視認性が低くて参考程度の資料にしかなりません。新聞の番組欄にはTVしかなく、データやラジオは皆無です。TVも情報量が少ないですね。最終的にはインターネットあたりで配信するか、コンビニあたりで売っている番組雑誌のBSデジタル版が必要かなって感じです。
双方向がこれからどういった具合に融合されていくかが課題でしょう。 インフラとしての実力は現状でまだまだ使い切ってません。インフラといえば、通信環境はなかなか笑えます。データ通信はエラーでコンテンツが機能しない時があります。これは開発中にコンテンツ記述仕様が大幅に変更されたのが一番の原因みたいですね。チューナのファームウェアが自動更新されるみたいなのでそのうち解決されるでしょう。
双方向通信は、拙宅のYAMAHA RTA52iと相性が悪いのか通信出来ないときがあります(原因調査中)。双方向通信は局別に利用者登録する必要があるのですが、こいつをリモコンで入力するのは至難の業ですね。銀行のATMで振り込みするような感じで五十音表が表示されて十字カーソルでこいつを選択します。反応が鈍くてイライラしますね。チャンネルによっては携帯電話方式でだったりします。(携帯でメールするのが当たり前の世代にはいいかもですが)これは拷問以外の何者でもありません。苦労して入力した内容が通信エラーで送信出来なかったり... (/_T) キーボード形式のリモコンが必要ですね。(海外では既に実用化されてます)本放送といえども、まだ実験段階ですね。安心して完成されたものを楽しみたい方は地上波で十分でしょう。これから育っていくメディアの可能性と可能性を追求する試行錯誤を体験されたい方はBSデジタルチューナゲットですぞ。(供給が追いついてないらしく入手困難みたいですけど ^^;)
通信屋としてはBSデジタルは最新技術のカタマリなので技術側面が面白くて仕方ないって感じ(実際にこれらを解説している番組もあります)ですが、技術が先行しすぎてコンテンツ提供側が消化不良を起こして戸惑ってるって図ですね。いずれにしてもこれからが楽しみなメディアの一つであることは間違い無いです。
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通信問題解決しました。
YAMAHA の ML で指摘して頂いたのですが、RTA52i の syslog をよく見るとチューナから発信者番号通知用の186が二重送出されてました。これでエラーになってたんですね。チューナの設定で186を送出しない設定があったので、こいつを設定して無事解決しました。
コンテンツ側で186送出が指定してあるとチューナーの設定に関係なく186が送出される仕様になってるようです。で、チューナが186送出になってて(デフォルト送出)、コンテンツ側で186送出指定になってると186の二重送出になってしまいます。コンテンツ側が186送出を指定している時にチューナ側の自己設定チェックをしていないって不具合ですね。チューナ設計時の論理矛盾というか基本的な部分がミスってるというか... サポートの電話がジャンジャン鳴ってそうな予感です (^_^;
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