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信頼性モニターを有効にする


Windows Server 2008 から搭載された「信頼性モニター」は、サーバの状態をざっと確認するのにとても便利なツールですが、Windows Server 2008 R2 ではデフォルト無効になっています。(Windows 7 ではデフォルト有効になっているのに)

 

信頼性モニタはアクションセンターに引っ越ししました

サーバーマネージャーからも起動可能

デフォルトでは、信頼性モニターは記録されない

 

Windows Server 2008 R2 の信頼性モニタを有効にするには、タスクスケジューラに登録されている「RacTask」の「指定日時」を有効にすれば良いのですが、有効にしてもいつの間にやら無効に戻ってしまい、結果的に信頼性モニターには何も記録されません。
勝手に無効に戻させないようにするには、レジストリエディタ(regedit.exe)で、以下のレジストリを変更します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Reliability Analysis\WMI の WMIEnable を「1」にする

WMIEnableを修正

「1」を設定

修正済みのレジストリをエクスポートしたので、必要がある方はこちらからダウンロードしてください。

仕上げに、タスクスケジューラの Microsoft\Windows\RAC にある RacTask を編集します。

RacTask のプロパティを開く

トリガーの「指定日時」を編集

トリガーを有効にする

 

これで、信頼性モニターの記録が開始されます。

 

back.gif (1980 バイト)

home.gif (1907 バイト)

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