4-1 目に見えない費用

Last update 2012.02.18

 コンピュータの価格は確かに大幅に下がっている。その一方「プロ」と呼ばれるインテグレータはそれなりの費用を請求するので、パソコン/ソフトウェアが低価格で手に入るのであれば自社で独自にLANを構築して経費を節減しようと考えるのは当然であろう。

ここで一つ考えてみていただきたい。本当に経費削減になっているのであろうか?
独自にLANを構築する場合は社員がその任にあたるはずである。その社員が消費する時間として

・初期導入に必要な知識を得るまでの時間
・導入に必要な時間(不慣れなために初期調整に1週間~数ヶ月必要)
・導入後の運用に必要な時間(利用者からの質問攻めとトラブルシューティングで就労時間の50%以上の時間を消費)

これらの時間が必要なので、この時間の総和を算出し

見えない経費 = 時間に対する人件費 + 時間に対する期待利益

上記式にあてはめて見えない経費を計算する。

これ以外にも障害が発生し業務に支障が起きた場合は復旧に要する時間を

損失 = 見えない経費 + 障害が原因の業務損失

が発生する可能性はゼロではない。障害が発生した場合プロが対応したすれば数時間で復旧可能であっても自力復旧となると数日~数週間必要になるケースもある。

これらを計算するとプロが請求する金額は決して高くないはずだ。自力でLANを構築する場合は直接現金を支払わないだけで実際にかかっている経費は思った以上にであるのがおわかりいただけるだろう。ただし、消費した時間分のノウハウは確実に社内に蓄積されるのは間違い無い。

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