2-5-2 UNIX系

Last update 2012.02.18

元祖NOSといえばUNIXである。UNIXの文化はそのままインターネットの文化であるといっても過言ではないくらいネットワークの進歩と密接に関ってきている。最近めざましいのはLinuxの急展開であろう。ORACLEをはじめ主要ベンダーが正式サポートを表明してから急激に注目されるようになった。

確かにLinux自体は無料のOSである割には堅牢である。いや、正しく設定されたLinuxはWindowsNTより安定しているといえる。だからといって万人が受け入れることができるNOSてあるとは限らない。WindowsNTをはじめとする商業OSに比べイニシャルコストは大幅に押さえることができるが、運用にあたっては高度な専門知識を必要とするOSである。これはUNIX全般に共通して言える事であるか、専門知識が全く無いとアカウントの追加/変更/削除すら出来ない。設定も他の商業OSによく見られる会話式ではなく、Linuxはテキストエディタで設定ファイルを記述する方法が主流である。初心者には全く手に負えないといっても良いだろう。

また、Linuxは元々商業ベースを前提としていない「アマチュアリズム」の結晶(Linuxを作っている方にはプロフェッショナルの方も少なくない)であり、コンセプトや品質についての考え方は商業OSとは全く異なっている。だからといって決して品質が悪いわけではない。現在のカーネルで商業利用に十分耐え得るだろう。
技術力が十分にある(Linuxのソースが読める)のならばLinuxは強い味方になることは間違い無いが、マスコミに惑わされて過度の期待と安易な判断で導入すると大失敗をする危険性を秘めている。本当に使いこなすだけの自信があるのならばテスト導入から入る事をお薦めする。いきなり本採用するにはリスクがあまりに大きすぎるNOSだ。

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