雑誌/書籍から情報収拾する時の注意

Last update 2011.06.12

 社内用に書いた文面なのですが、こちらにもアップしちゃいますね (^^)


 技術的な情報収集ソースとして「雑誌/書籍」非常に有効な存在なのですが、その扱いを間違えると思わぬ落とし穴にはまってしまいます。

 なぜならば、その原稿を書いたライターも所詮一個人にであり、書かれている事が必ずしも「正しいとは限らない」からです。つまりライター個人が持っている情報の限界がその「雑誌/書籍」の情報に対する限界なのです。

 マスメディアの恐ろしい所は「間違っているかもしれない情報」が活字媒体を含むマスメディアを経由すると「正しい情報」と「錯覚」されてしまうことにあります。これは活字媒体よりも TV 等の放送媒体にその傾向が顕著です。

 原稿を書く側は「よくわからない事は書かない」または、「よくわからない事はその旨を明記する」のが原則なのですが、文責期間の短い(店頭販売期間しか文責を問われない)雑誌専門ライターにはこの原則を守らない輩が多いです。(まぁ、書籍ライターにもこの手合いの輩は存在していますが... ^^;)

 そういえば、この原則を守らずに某著名雑誌に「誤った記事」を「さも正しいが如く」書いてしまい仕事を干されたライターが居たなぁ.... おっと、余談でした (^◇^ヾ

 閑話休題 (^_^;

 このような情報が錯綜する中でどうすれば「正しい情報」を得ることが出来るのでしょうか?
 実は「正しい情報を見分ける」のは意外に簡単だったりします。

 その方法は「情報を鵜呑みにしない」事に尽きます。 

 一番簡単に見分けられる情報は「こうすれば実現出来る」といったノウハウ的な情報です。
 ただ、この場合も、情報を鵜呑みにせず「検証(試してみる)」が大切です。検証していない情報はあまり信用しない方が無難ですね。

 少々厄介なのが「技術解説」の類いなのですが、この手の情報は信頼出来る筋の情報のみをセレクトすればかなりの精度を得ることができます。この「信頼出来る筋」ってのがなかなか曲者で、何を基準に「信頼出来る」と判断するかなのですが、取り合えずは、その道の権威が書いた記事や検証部隊がチェックしている出版社は信用しても良いでしょう。
 ただ、信用出来る筋の情報だから必ず正しいとも限りません。自分で読んで「これはウソじゃないか」とか「矛盾している」と感じたらその情報は誤っている可能性が高いです。
 その場合はライターや出版社に疑問点を問い合わせるのが一番です。問い合わせ時は Mail がベストでしょう。いつまでたっても返事が返って来なかったり、納得出来る返事返られない場合は「誤り」と判断してほぼ間違い無いです。

 これを裏返すと信用出来る筋とは違う情報でも十分納得出来る情報なら「信用に値する」と判断すべきでしょうね。

 一番信用してはいけない情報は「出来ない」とか「実現不可能」といった情報です。これは執筆したライターのスキル不足に起因する「解決方法を知らない」or 「解決方法思いつかないなだけ」のケースがほとんどです。

 技術的に十二分に納得出来る理由が述べられている場合は良いのですが。それ以外の情報以外は信用してはいけません。
 発想を変えて、別の角度からアプローチすると実現出来る事も多々あります。

 特に雑誌に関しては原稿の「締め切り」が厳しい(何度か... ^^;)ので時間的制限から十分検証出来ない場合がある事を理解すべきです。十分に検証出来なかった事象に対して「実現出来ない」と安易に書いてしまうライターがいるのも事実です。

 また、雑誌の原稿依頼は「ページ数指定」されるのが一般的なので「ネタが尽きてしまったが、規定ページに足りない」と言った事態が発生します(心当たりあり ^^;)。この場合、文字数を合わせる為に「いい加減な事を書いてしまう」ライターが存在するのも事実です。図解がたくさん入っている記事は読みやすくてとても良いのですが、本文とは関係ない挿絵/コラムがやたら目につく記事や、内容が妙に薄い記事はマユツバの可能性が高いです。

 このようなフィルタを通して得た「正しいと思もわれる情報」も絶対ではありません。事あるごとに違う側面から検証する事が大切です。

 また、情報処理系技術の進歩はとても急激で「昨日の常識が今日の非常識」、「昨日の非常識が今日の常識」になる事は日常茶飯事です。今持っている情報は「生鮮品」であることを肝に銘じて下さい。つまり、日々情報収集と勉強が大切なのです。

 以上の事項に注意して「正しい情報収集」を心がけましょうね (^^v


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