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Hyper-V Server 2012 R2のリモートデスクトップ設定


Hyper-V Server 2012 R2は、GUIが無いのですが、一部GUIが使えます。タスクマネージャーとかメモ帳はGUIが使えますし、サードパーティ製の管理ツールインストール時とかローカル処理ができないと処理できないものもありますので、リモートデスクトップ設定が必要です。

リモートデスクトップそのものは以下のコマンドで設定します。

設定 コマンド
リモートデスクトップ有効 cscript c:\Windows\system32\scregedit.wsf /ar 0
リモートデスクトップ無効 cscript c:\Windows\system32\scregedit.wsf /ar 1
リモートデスクトップの有効/無効確認 cscript c:\Windows\system32\scregedit.wsf /ar /v

リモートデスクトップには、ネットワークレベル認証設定もありますので、以下のコマンドで設定します。

設定 コマンド
ネットワークレベル認証ON cscript c:\Windows\system32\scregedit.wsf /cs 1
ネットワークレベル認証OFF cscript c:\Windows\system32\scregedit.wsf /cs 0
ネットワークレベル認証確認 cscript c:\Windows\system32\scregedit.wsf /cs /v

リモートデスクトップを有効にすると、Windowsファイアウォールも連動してリモートデスクトップを許可するのですが、Hyper-V Server 2012 R2では、「Domain」と「Private」しか許可がされておらず、ワークグループ環境で使用される「Public」では無効になっているので、Anyの有効設定をします。

Set-NetFirewallRule -DisplayName "リモート デスクトップ - ユーザー モード (TCP 受信)" -Enabled True -Profile Any
Set-NetFirewallRule -DisplayName "リモート デスクトップ - ユーザー モード (UDP 受信)" -Enabled True -Profile Any

 

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http://www.vwnet.jp/Windows/etc.asp#Hyper-V_server_2012_R2

 

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